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韓国のホテルのアメニティは有料?歯ブラシ・タオル・パジャマなど徹底解説

韓国のホテルのアメニティは有料?歯ブラシ・タオル・パジャマなど徹底解説

韓国旅行を計画している方の中には、「現地のホテルに歯ブラシや歯磨き粉は置いてあるのか」「パジャマは用意されているのか」「タオルは無料で使えるのか」といった疑問をお持ちの方も多いのではないでしょうか。
日本のホテルに泊まり慣れていると、アメニティが一通りそろっていることが当たり前のように感じられます。しかし韓国では、2024年3月の法律改正によってホテルのアメニティ事情が大きく変化しています。
この記事では、韓国のホテルのアメニティが有料かどうかについて、歯ブラシ・タオル・パジャマ・シャンプーなど品目ごとに詳しく解説します。現地で戸惑わないための持ち物リストもまとめていますので、韓国旅行前の準備にぜひお役立てください。

韓国のホテルのアメニティは「使い捨て品が有料」が基本

結論から申し上げると、韓国では2024年3月29日の法律改正以降、客室数50室以上のホテルにおいて歯ブラシなどの使い捨てアメニティの無料提供が原則禁止されています。
つまり、歯ブラシ・カミソリ・歯磨き粉といった消耗品は有料での提供が基本となりました。

一方で、タオルや寝具などの繰り返し使用できるリネン備品については法規制の対象外であり、多くのホテルで引き続き無料で用意されています。
パジャマについては有料・無料という問題以前に、そもそも設置されていないホテルが多い点に注意が必要です。

下記の表で品目ごとの大まかな傾向を確認できます。

  • 歯ブラシ・歯磨き粉:有料または未設置
  • カミソリ:有料または未設置
  • シャンプー・コンディショナー:備え付けボトルで無料使用可が多い
  • タオル:無料が基本
  • パジャマ:設置なしのホテルが多い
  • ドライヤー:無料が基本
  • スリッパ:無料が多い

なぜ韓国のホテルのアメニティが有料になったのか

なぜ韓国のホテルのアメニティが有料になったのか

2024年の法律改正が背景にある

韓国では「資源の節約とリサイクル促進に関する法律(資源節約リサイクル促進法)」が改正され、2024年3月29日から客室数50室以上の大規模ホテルで使い捨てアメニティの無償提供が禁止されました。
この改正は、使い捨てプラスチックの削減と環境保護を目的としており、違反したホテルには罰金などの制裁が科される可能性もあります。そのため、対象ホテルは対応を非常に真剣に進めているとされています。

法改正の対象となっている使い捨てアメニティは主に以下の通りです。

  • 歯ブラシ
  • 歯磨き粉
  • カミソリ
  • シャンプー(使い捨て小ボトル)
  • コンディショナー・リンス(使い捨て小ボトル)
  • ボディソープ・石けん(使い捨て小ボトル)
  • ブラシ・ボディスポンジなど一部の衛生用品

小規模施設は規制対象外だが自主対応も進む

客室数49室以下の小規模ホテルやゲストハウスはこの規制の対象外とされており、従来通り無料提供を継続している施設もあります。
ただし、環境配慮の意識の高まりを背景に、規制対象外の施設でも自主的に使い捨てアメニティを有料化・撤去する動きが広がっています。そのため、施設ごとに対応に差が生じている状況です。

今後はさらに規制が拡大する見通し

韓国の環境省は、客室数50室以上のホテルを皮切りに、段階的に規制対象を広げる方針を示しているとされています。
こうした背景から、今後さらに「使い捨てアメニティは有料または撤去」という方向性が強まると見るのが一般的です。韓国旅行の際は、この流れを前提に準備を整えることが求められます。

品目別に詳しく解説:何が有料で何が無料か

歯ブラシ・歯磨き粉:ほぼ有料または未設置

法改正後、ソウルの中・高級ホテルを含む多くの施設では、歯ブラシと歯磨き粉が客室に置かれていないか、有料での販売に切り替えられています。
2024年以降はこの傾向がさらに加速しており、ロビーの自動販売機やフロントで有料購入する形式が広く普及しています。
提供方法としては主に2つのパターンが見られます。

  • 客室に置かず、フロントやロビー横の売店・自動販売機で有料販売する
  • 客室に置いてあるが、値札や伝票が付いており、使用するとチェックアウト時に精算される

料金の目安としては、ホテルによって異なりますが、1セット3,000〜5,000ウォン(約350〜550円)程度と案内されているケースもあります。
日系チェーンなどでは1,000ウォン前後と比較的安価な設定の例もありますが、いずれにせよコンビニで購入するよりも割高になりがちです。

歯ブラシと歯磨き粉は、韓国旅行において「必ず日本から持参する」べき最優先アイテムとして、各種旅行情報サイトが繰り返し注意を促しています。

タオル:通常のホテルでは無料が基本

タオルはバスタオル・フェイスタオル・ハンドタオルいずれも「繰り返し使用するリネン備品」に分類されるため、法規制の対象外です。
一般的なシティホテルや観光ホテルでは、従来通り無料で用意されているケースがほとんどです。

ただし、以下の点には注意が必要です。

  • 格安宿やゲストハウスでは、タオルが1枚のみの提供であったり、追加・交換が有料となる独自ルールが設けられている場合があります
  • 環境配慮の観点から、連泊時のタオル交換を減らし、必要な場合のみ交換依頼する運用を導入しているホテルも増えています

通常のホテルに宿泊する場合、タオルは基本的に無料で使えると考えて問題ないでしょう。ただし、施設のグレードによって対応が異なる可能性がありますので、不安な方はチェックイン時にフロントで確認されることをおすすめします。

パジャマ・ルームウェア:設置なしが標準的

韓国のホテルは日本と比べて、パジャマの常備率がかなり低いとされています。
多くの韓国系チェーンやビジネスホテルでは、パジャマやナイトウェアが客室に置かれていないことが標準的です。

日系ホテルや一部の高級ホテルではパジャマまたはバスローブが用意されていることもありますが、ホテルブランドによる差が大きく、事前確認が必要です。
パジャマは今回の法規制の明確な対象品目ではありませんが、もともと設置していないホテルが多いという実情があります。
予約ページや口コミで事前に確認するのが最も安全です。
パジャマは有料・無料という問題以前に「そもそもない」場合が多いため、自分の寝巻きを持参することが安全な選択肢といえます。

シャンプー・コンディショナー・ボディソープ:ディスペンサー式で無料使用可が主流

シャンプーやボディソープも法改正の対象となっていますが、実務では対応が工夫されています。
多くのホテルが、小さな使い捨てボトルをやめて、大きなポンプ式(ディスペンサー式)ボトルに詰め替えてバスルームに備え付ける方式に切り替えています。この備え付けボトルは無料で使用できるケースがほとんどです。

ただし、一部の高級ホテルではブランドアメニティの小ボトルセットを有料販売に切り替えている例もあります。
肌質や香りに敏感な方、アレルギーをお持ちの方は、日本から普段お使いのものを持参されると安心です。

その他のアメニティの扱い

韓国のホテルでよく問い合わせのある、その他のアメニティについても整理します。

無料で利用できることが多いもの

  • ドライヤー(主要ホテルの多くが客室またはバスルームに設置)
  • スリッパ(リユース型または使い捨て)
  • ティッシュ・トイレットペーパー
  • ポット・マグカップ・グラス
  • お茶・インスタントコーヒー・ミネラルウォーター(ホテルによる)

有料または撤去されていることが多いもの

  • カミソリ
  • ブラシ・ボディスポンジ
  • 綿棒・くし

実際のホテルでの対応事例

ドーミーインソウル江南の事例

日本でもなじみ深いドーミーインのソウル江南店では、2024年1月1日から歯ブラシ・歯磨き粉・カミソリなどの客室への無料提供を終了しています。
現在はロビー階やB2階のアメニティ自動販売機で有料販売する方式へと変更されており、日系チェーンでも有料化の対応が進んでいることが確認できます。
法改正の施行より前から自主的に対応を始めていた点からも、韓国の宿泊業界全体でこの流れが加速していることがよくわかります。

ホテルグレイスリーソウルの事例

ホテルグレイスリーソウルでは、歯ブラシとカミソリが1個1,000ウォンの有料アメニティとして案内されています。
比較的手頃な価格設定ではありますが、日本から持参すれば不要な出費を抑えることができます。

インスパイアホテルの事例

インスパイアホテルでは、歯ブラシ・歯磨き粉セットが客室内の引き出しに「有料」と明記された状態でセッティングされており、使用するとチェックアウト時に精算が行われる仕組みが採用されています。
この事例のように、客室内に物が置いてあっても無料とは限らないため、必ず確認してから使用することが重要です。

現地で「有料か無料か」を見分ける方法

現地でアメニティを使用する前に、有料・無料を確認するためのポイントをご紹介します。

パッケージや周辺に値札・伝票がある

商品自体に「Price」「₩○○○」などの値札が付いている場合や、近くに伝票(Bill)が置いてある場合は有料のサインです。
値札の有無を確認するだけで、多くの場合は判断が可能です。

案内カードの表記を確認する

ホテルの客室には案内カードやインフォメーションブックが置いてあることがあります。
その中に「Complimentary(無料)」または「Charge / Paid / for sale(有料)」と明記されていることがありますので、チェックイン後にひと通り確認しておくと安心です。
「Free」「Complimentary」の表記があれば無料、「Price Tag」や「Bill」があれば有料と判断しましょう。

フロントで直接確認する

最も確実な方法は、チェックイン時にフロントスタッフへ「アメニティは有料ですか?」と確認することです。
英語や韓国語が不安な方でも、スマートフォンの翻訳アプリを活用することで意思疎通が図れる可能性があります。迷う場合は使用する前に必ず確認するようにしましょう。

韓国旅行前に準備しておきたい持参アイテムリスト

複数の旅行情報サイトや韓国旅行に精通した情報源が共通しておすすめしている持参アイテムをまとめます。
特に、歯ブラシとパジャマは「日本の感覚で行くと困る代表格」として繰り返し挙げられています。

必ず持参すべきもの

  • 歯ブラシ・歯磨き粉(必須レベル)
  • パジャマ・ルームウェア(設置なしのホテルが多い)
  • カミソリ(必要な方)

状況に応じて持参を検討するもの

  • 普段使いのシャンプー・コンディショナー・ボディソープ(敏感肌の方、こだわりのある方)
  • くし・ヘアブラシ
  • 綿棒・コットン
  • スキンケア用品(化粧水・乳液・クレンジングなど)

なお、シャンプー・コンディショナー・ボディソープについては、ディスペンサー式の備え付けボトルで無料使用できるホテルが増えています。
ただし、肌質や香りの好みがある方、または敏感肌の方は、日本から持参されると安心です。

まとめ:韓国のホテルのアメニティは「使い捨て品=有料」で準備を

韓国のホテルのアメニティについて、品目ごとの現状を整理すると以下のようになります。

  • 歯ブラシ・歯磨き粉:2024年3月の法改正以降、客室50室以上のホテルでは有料または未設置が基本。日本から必ず持参することを強くおすすめします。
  • タオル:繰り返し使用するリネン備品として法規制対象外。通常のホテルでは無料が基本です。
  • パジャマ:有料・無料以前に設置されていないホテルが多い。自分の寝巻きを持参するのが安全です。
  • シャンプー・コンディショナー・ボディソープ:ディスペンサー式の備え付けボトルで無料使用可のホテルが増えているが、肌質が気になる方は持参を検討してください。
  • カミソリ・ブラシ類:有料または撤去が進んでいます。必要な方は持参が無難です。
  • ドライヤー・スリッパ・タオル:多くのホテルで引き続き無料で利用できます。

韓国旅行の際は、「使い捨ての衛生用品は原則有料」と考えて事前に準備を整えることが重要です。
この考え方を持っておくだけで、現地でのトラブルや余計な出費を避けることができます。

旅行の荷物はできるだけ少なくしたいというお気持ちはよく理解できますが、歯ブラシとパジャマだけは最低限持参されることを強くおすすめします。
小さな準備ひとつで韓国旅行をより快適に過ごせるはずです。ぜひ出発前にもう一度、持ち物リストを確認してみてください。